FPT.AIプラットフォームでCHATBOTの作成

8. フォームカードを使う顧客の情報を取得する

ユーザーの情報を取得することはBotがユーザーの情報を聞いて、記録して、保存することができる機能だ。これらの情報は変数の形式で保存される。（詳細については設定と変数管理でご覧ください）

例えば、顧客の配送情報を聞くシナリオの場合、取得する必要がある情報は顧客の住所と電話番号だ。これらの情報を取るために次のようなステップを実行してください

8.1．顧客の住所と電話番号を保存するために変数を成作する

ステップ１：シナリオのセクション（１）で変数設定を選ぶ（２）

ステップ２：「変数設定」の窓で右下隅にある「変数追加」を選択する。

ステップ３：「変数」というところで変数の名前（４）を入力してー＞エンティティのリストの中でエンティティ・タイプ（５）を選択してー＞テキストや数、メール、URLなどの適当なデータのタイプ（６）を選択する

ステップ４：保存するために保存のアイコン（７）を選ぶ。

上記の例では住所を保存する変数は次のような情報がある

• 変数の名前：address

• エンティティ・タイプ: $address ( “$” で始まるエンティティはシステムエンティティだ）

• データのタイプ：Text

電話番号を保存する変数は次のような情報がある

• 変数の名前：phone_no

• エンティティ・タイプ：phone_number

• データのタイプ：Number

注意: 顧客の情報を取得するシナリオにとって両方の情報マッチング法、または予測一致の法のエンティティ・タイプを使用する必要がある。

8.2. 配送のシナリオでフォームカードを作成する

ステップ１：配送のシナリオで、画面の右にあるカードリストからフォームカード（１）を選択する。

ステップ２：変数のリストから使用される変数（２）を選択する。

ステップ３：ユーザーから情報を取得するために質問を入力します。ユーザーに送るメッセージは最大640文字を含む。

ステップ４：他の変数を追加するために「＋変数」（４）というボタンを選ぶ

8.3.　Botの回答の中で情報を表示する

顧客に送る回答にあるBotが記録した情報を表示するために、次のようなステップを実行してください

ステップ１：配送シナリオの中で画面の右にあるカードリストテキストカードを選ぶ(1)。

ステップ２：テキストの形式（Text）での回答カードの中でその変数で保存している価値を表示するために変数の名前を {{ }}（２)というマークの中に入力する。

Botの回答は上の写真のように表示する。

大切な注意

• Botとコミュニケーションするときに、ユーザーが間違った変数検証タイプを入力すると、ユーザーが正しい形式を入力するまでBotはメッセージを再送信する。

例えば、「phone_number」という変数の検証タイプは数字だ。ユーザーが文字か記号文字を入力すると、Botはユーザーに「あなたの電話番号は何ですか」というメッセージを再送信する。

• 顧客の情報を聞く時、信頼度がmaxより大きくて何かインテントで顧客の回答が理解できる場合、Botは情報のフローから解放して分かったインテントの通りに正しく応答する。

Botが理解できない場合顧客の情報は変数に保存される。（信頼度＜MAX）

• 顧客がすでに電話番号または住所情報を含む質問をした場合、ボットは自動的に情報を変数に付着して、情報を取得するために再度質問することはない。

• 変数を付着する優先とはユーザーが変数に入力する情報をBotがすべて保存できるオプションだ。このオプションはフォームカードの左下隅( )にある。

例えば：Botが届け先の情報を取得したい時、ユーザーは「静岡県駿河区へ届けてください」という回答を入力する。

変数を付着する優先を選ぶと、「address」という変数の価値は「静岡県駿河区に届けてください」。

変数を付着する優先を選ばないと、Botは予測一致によってユーザーが入力する住所を一つだけ濾過して保存する。「address」という変数の価値は「静岡県駿河区」

• 住所の変数と価値を含む電話番号はシステムで２４時間保存される。変数を他の価値に変えるか（またはユーザーが入力する新しいエンティティ）変数を削除する希望があったら、メモリカードを使用しなければならない。

例えば、上のシナリオにとって、ユーザーが「はい」という確認ボタンをクリックしたら管理システム（CRM）に顧客の情報を保存するためにJSON APIカードを使用するべきだ。ユーザーが「いいえ」という確認ボタンをクリックしたら、あなたは変数を削除してBotが顧客の情報を再取得するためにシナリオを作成し続く。